コラム

赤ちゃんとの旅行はいつから?安心・快適な旅の準備と宿の選び方

旅行選び

「赤ちゃんとの初めての旅行、いつから行けるの?」
「子連れ旅行って、何を持っていけばいい?」

そんな不安を抱えるパパ・ママも多いのではないでしょうか?
「こどもTOトマル」では、そんな皆さんの疑問を解消し、安心して家族旅行を楽しめるよう、徹底解説します!
事前の準備とポイントを押さえれば、赤ちゃんとの旅行は最高の思い出になりますよ!

赤ちゃんとの旅行はいつからがベスト?子連れ旅行デビューのタイミング

家族旅行

「赤ちゃんとの旅行はいつからが安心?」と悩む方も多いでしょう。
一般的に、生後3ヶ月頃から旅行を検討する家族が多いようです。

この時期は、赤ちゃんの首がすわり、授乳や生活リズムが安定してくる頃。
比較的安心して旅行を楽しめる時期と言えます。
ただし、赤ちゃんの成長や発達には個人差が大きいもの。
何よりも、赤ちゃん自身の体調や機嫌を最優先に、無理のない判断を心がけましょう。

この時期の子連れ旅行では、赤ちゃんの免疫力がまだ完全に備わっていないことや、環境の変化に敏感であることを考慮する必要があります。

旅行先での感染症対策はもちろん、赤ちゃんの体調管理には十分な注意が必要です。
旅行の期間も、最初は短めに設定し、徐々に家族みんなで慣れていくのがおすすめです。

家族旅行の計画を立てる際には、移動手段や宿泊施設の設備、周辺環境などを総合的に考慮しましょう。
移動時間が短い場所や、赤ちゃん向けのサービスが充実している宿泊施設を選ぶことで、より快適な旅行になります。
また、旅行中のスケジュールも、赤ちゃんのペースに合わせて柔軟に対応できるよう、余裕を持った計画を立ててくださいね。

子連れ旅行を快適に!旅行先の環境と宿泊施設の選び方

旅行選び

家族旅行の成功は、旅行先の環境選びにかかっています。
旅行先の気候や衛生環境も十分に考慮しましょう。
感染症が流行している地域や、急激な温度変化がある場所は避けるのが賢明です。
また、アレルギーを持つ赤ちゃんの場合は、食事や宿泊施設のアレルギー対応について事前に確認するようにしてください。
予防接種が必要な場合や、持病を持っている赤ちゃんがいる場合は、事前に医師に相談し、必要な準備をしておきましょう。

宿泊施設を選ぶ際には、清潔で安全な場所を第一に考えましょう。
ベビーベッドやベビーチェアなど、赤ちゃん向けの設備が整っているかどうかも確認しておくと便利です。
また、喫煙ルームやペット同伴可能な部屋は避け、アレルギーの原因となる物質が少ない部屋を選ぶようにしましょう。

月齢別!赤ちゃんと楽しむ家族旅行プラン

赤ちゃんの成長に合わせて、最適な家族旅行プランを立てましょう。

おすわり期(4~6ヶ月):近場でゆったり子連れ旅

和室

この時期は、近場の温泉地やリゾートホテルなど、移動時間が短く、赤ちゃんがリラックスできる場所がおすすめです。

まだ免疫力が十分ではないため、感染症にかかりやすい時期です。
人混みはできるだけ避け、手洗いや消毒をこまめに行いましょう。

また、体温調節機能が未熟なので、旅行先の気候に合わせて服装をこまめに調整し、暑すぎず寒すぎないよう注意が必要です。
脱水症状を防ぐため、授乳やミルクをこまめに行いましょう。

移動中にも充分な配慮が必要です。
できるだけ2時間を目安に休憩を取り、赤ちゃんをチャイルドシートから降ろして体勢を変えたり、気分転換をさせたりしましょう。
飛行機を利用する場合は、離着陸時の気圧の変化で耳が痛くなることがあります。
授乳やミルク、おしゃぶりなどで耳抜きを促してあげましょう。

宿泊施設は、清潔で安全な環境が確保されているか確認しましょう。
特に荷物が多い時期なので、ベビーベッド、ベビーバス、ベビーチェアなどの貸し出しがあるか、事前に確認・予約しておくと便利です。

リゾートホテルでは、ベビーシッターサービスやキッズクラブなど、赤ちゃん連れに嬉しいサービスを提供している場合があります。
もちろん、ベビーシッターサービスやキッズクラブは、資格のあるスタッフが対応してくれるので安心です。
これらのサービスを利用すれば、夫婦でゆっくりと過ごす時間も確保できおすすめです。

温泉地では、泉質に注意が必要です。
赤ちゃんには刺激の少ない単純泉や弱アルカリ性泉がおすすめ。
長時間の入浴は避け、短時間で済ませるようにしましょう。
露天風呂は、温度変化が激しいので避けるのが賢明です。

客室選びは、寝返りを始める時期なので、ベッドからの転落防止のためにベッドガードがあるか、または和室や畳敷きの部屋を選ぶと安心です。

持ち物は、オムツや着替え、ミルク・離乳食関連、おもちゃ、常備薬などを多めに用意しておきましょう。
特に、普段使い慣れているものを優先的に持っていくと、赤ちゃんも安心です。

赤ちゃんの生活リズムを崩さないよう、授乳やお昼寝の時間を考慮したゆとりのある計画を立てましょう。
観光スポットを詰め込みすぎず、赤ちゃんのペースに合わせて行動することが、この時期は最も大切です。

はいはい期(7~9ヶ月):自然の中で発見がいっぱい!

はいはい期

はいはい期の赤ちゃんは、好奇心旺盛で行動範囲がグッと広がる時期です。
この時期の家族旅行は、赤ちゃんの成長を間近で感じられる楽しい機会になりますが、その分、安全面での注意点も増えてきます。
はいはいやつかまり立ちで動き回るため、予期せぬ転倒や、床に落ちている小さなものを口に入れてしまう誤飲の危険が高まります。

この時期の赤ちゃんに動物園や水族館がおすすめです。
生き物たちを見たり、触れ合ったりして、赤ちゃんの五感を刺激してあげましょう。
ただし、動物によっては感染症を持っている場合があるので、触った後は必ず手を洗うこと。
何でも口に入れる時期なので、こまめな手洗いや消毒も大切です。
外出先では、ウェットティッシュや除菌ジェルを携帯すると便利です。

宿泊施設では、赤ちゃんの手の届く範囲に危険なもの(電気コード、小さな部品、薬品、熱いものなど)がないか必ず確認し、安全な環境を確保しましょう。
常に赤ちゃんから目を離さず、危険な場所に近づかないよう見守ることが最重要です。

客室選びは、はいはいで動き回れる十分なスペースがある部屋を選びましょう。
和室や畳敷きの部屋は、転倒時の衝撃が少ないので特におすすめです。
お座り期よりも行動範囲が広がった分、洋室のベッドはできるだけ避けた方が良いでしょう。

ベビーガードや転落防止柵の設置が可能か、予約時に確認・依頼しましょう。
コンセントカバーなどもあれば安心です。

離乳食が本格化する時期なので、旅行先での離乳食の確保が重要です。
市販のベビーフードを多めに持参したり、宿泊施設での提供・温めサービスを確認したりしましょう。
レストランを利用する場合は、ベビーチェアの有無もチェックしてください。
旅行先では、つい赤ちゃんにも特別な食事を食べさせてあげたくなりますが、万が一のことを考え、初めて口にするものは避けた方が無難です。
新しい食材は旅行中に試さず、食べ慣れているものを中心に与えるようにしてください。

また、長時間の移動では、赤ちゃんが飽きてぐずってしまうことがあります。
お気に入りのおもちゃや絵本、音が鳴るものなどを持参し、こまめに気分転換をさせてあげましょう。
動きが活発になる分、疲労もたまりやすいので、短時間でこまめな休憩を取り、赤ちゃんを抱っこから解放してあげたり、体を動かせる時間を作ったりしましょう。

この時期に人見知りや後追いが始まる赤ちゃんもいます。
無理に人見知りさせたり、一人にさせたりせず、安心して過ごせるよう抱っこしたり、声かけをしたりしてあげましょう。

見慣れない環境で不安を感じる場合があるので、使い慣れたブランケットやおもちゃなど、赤ちゃんにとって安心できるアイテムを持っていくのも良い方法です。

はいはい期の赤ちゃんは、日々新しい発見をしています。
家族旅行を計画する際は、赤ちゃんの好奇心を刺激しつつ、何よりも安全を第一に、ゆったりと楽しめるプランを立ててあげてくださいね。

たっち期(10~12ヶ月):テーマパークデビューも!

たっち期

行動力が格段に増すこの時期の赤ちゃんとの家族旅行では、目を離さないことと、赤ちゃんの好奇心を満たしつつ安全を確保することがカギとなります。

歩き始めはまだバランスが不安定なため、転倒しやすく、頭や顔を打つリスクが高まります。
滑りやすい場所、段差、階段などには特に注意し、常に赤ちゃんのそばにいるようにしましょう。

また、たっちして身長が高くなることで、これまで届かなかった場所にも手が届くようになります。
引き出しや戸棚を開けて中身を出したり、指を挟んだりする危険もあります。
宿泊施設では、可能であればロックをかけるなどの対策ができると安心です。

客室選びは、はいはい期と同様に、赤ちゃんが自由に動ける広さのある部屋(特に和室や畳敷き)を選びましょう。
安全対策(コンセントカバー、家具の角の保護など)が施されているか、事前に確認できるとさらに安心です。

好奇心から親の元を離れて遠くに行ってしまうことがあります。
人混みでは目を離さないのはもちろん、ハーネス付きのリュックや迷子紐などを活用するのも有効です。
万が一の時のために、赤ちゃんの服の内側や持ち物に、親の連絡先を記したメモや、AirTagなどのGPSを入れておくと安心です。

じっと座っているのが難しくなる時期です。
移動時間が長くなる場合は、途中で休憩を頻繁に取り、赤ちゃんが体を動かしたり、気分転換できる時間を確保しましょう。
お気に入りのおもちゃや、簡単な仕掛け絵本など、赤ちゃんが集中して遊べるものを持参すると良いでしょう。

手づかみ食べを始める時期なので、持ち運びしやすく、手でつかんで食べられる離乳食(おにぎり、パン、茹で野菜など)を用意すると便利です。
宿泊施設で離乳食の提供がない場合でも、大人の食事から薄味で柔らかいものを取り分けてあげられるか確認しておくと選択肢が広がります。

言葉の理解が進むため、危険なことやしてほしいことを簡単な言葉で伝えましょう。
「だめ」「あぶない」など、短い言葉で繰り返し伝えることが大切です。
赤ちゃんの「したい!」という気持ちを尊重しつつ、安全な範囲で探索や遊びを見守り、一緒に楽しむ姿勢が家族旅行をより豊かにします。

この時期になると、テーマパークや水族館など、少し遠出も楽しめるようになります。
ベビーカーを利用する場合は、ベビーカー置き場を確認しておくとスムーズです。

水族館では、魚や海の生き物たちを見たり、イルカショーを楽しんだり。
水槽に近づきすぎないように注意し、館内は暗い場所が多いので足元にも気をつけましょう。

この時期の赤ちゃんとの家族旅行は、赤ちゃんが「できた!」という喜びをたくさん見せてくれる、成長の瞬間に出会える貴重な時間です。安全に最大限配慮しつつ、赤ちゃんの好奇心を優しく見守って、素敵な家族の思い出をたくさん作ってくださいね。

子連れ旅行の味方!失敗しない宿泊施設の選び方

家族旅行の快適さを左右する大きなポイントが、宿泊施設選びです。

迷ったら「赤ちゃん歓迎」のお宿!

赤ちゃんと宿

「ウェルカムベビー」認定の宿や、赤ちゃん連れに優しいサービスを提供している宿泊施設を選ぶのが断然おすすめです。
ベビーグッズの貸し出しや、離乳食の提供など、子連れに嬉しいサービスが充実しています。

「ウェルカムベビー」認定の宿は、ミキハウス子育て総研が定める厳しい基準を満たした宿泊施設。
赤ちゃん連れに安心・安全な環境が提供されているので、本当に安心して宿泊できます。
ベビーグッズの貸し出しや離乳食の提供はもちろん、アレルギー対応や授乳室の設置など、様々なサービスが充実しているのが魅力です。

赤ちゃん連れに優しいサービスを提供している宿泊施設では、ベビーベッドやベビーバスの貸し出し、おむつ替えシートの設置、離乳食の提供など、赤ちゃん連れに必要な設備やサービスが整っています。
事前に確認して、必要なものを予約しておきましょう。

実際に赤ちゃん連れで宿泊した人の口コミや評価も参考にしましょう。
貴重な情報源となりますよ。

部屋タイプは「和室」や「畳敷き」がおすすめ

和室

和室や畳敷きの部屋は、赤ちゃんが転んでも怪我をしにくいのでおすすめです。
ハイハイしたり、おもちゃで遊んだりするスペースも確保できます。
ただし、畳はダニやカビが発生しやすいので、清潔な状態を保つ宿を選びましょう。

ベッドガードや転落防止柵は、赤ちゃんがベッドから転落するのを防ぐために必須です。
特に寝返りができるようになった赤ちゃんには必要不可欠。
事前に宿泊施設に確認して、設置してもらいましょう。

部屋の広さも重要です。
赤ちゃんが自由に動き回れるスペースがある部屋を選びましょう。
荷物が多くなる家族旅行なので、収納スペースが確保できると便利です。

食事面も事前にチェック!

離乳食

離乳食の用意があるか、アレルギー対応が可能かなど、食事に関する情報は事前に確認しておきましょう。
レストランにベビーチェアがあるかどうかも確認しておくと便利です。

離乳食の用意がある場合は、月齢に合わせた離乳食の種類や、アレルギー対応について確認しましょう。
手作り離乳食を持ち込む場合は、温められる設備があるかどうかも確認しておいてください。

アレルギー対応が必要な場合は、事前に宿泊施設に伝え、アレルギーの種類や程度を詳しく伝えることが重要です。
レストランでアレルギー対応食を提供してくれる場合もありますし、アレルギー対応の食材を持ち込むことも検討しましょう。

レストランにベビーチェアがあるかどうかは、赤ちゃん連れにとって重要なポイント。
ない場合は、抱っこ紐を持参するか、座布団などで代用する必要があるかもしれません。

移動手段と子連れ旅行の持ち物リスト

家族旅行の移動手段や持ち物も、快適な旅のためにしっかり準備しましょう。

車での移動:自由気ままに家族旅行

車での移動

車での移動は、時間に縛られず、自由に休憩できるのが最大のメリットです。
チャイルドシートを必ず使用し、こまめな休憩を取りながら、安全運転を心がけましょう。

チャイルドシートは、法律で義務付けられています。
赤ちゃんの年齢や体格に合ったチャイルドシートを選び、正しく装着しましょう。
装着方法がわからない場合は、専門家やカー用品店で相談してくださいね。

こまめな休憩は、赤ちゃんの体調管理に非常に重要です。
2時間を目安に休憩を取り、授乳やおむつ替え、気分転換をさせましょう。
車内は乾燥しやすいので、加湿器を使用したり、こまめに水分補給をしたりするのも忘れずに。

車内では、赤ちゃんが退屈しないように、おもちゃや絵本を用意しておきましょう。
お気に入りの音楽を流したり、歌を歌ったりして、家族みんなで気分を盛り上げるのも良いですね。

飛行機での移動:長距離も快適に!

飛行機

飛行機での移動は、長距離移動に便利ですが、気圧の変化や乾燥に注意が必要です。
授乳やミルク、おもちゃなど、赤ちゃんの気を紛らわせるグッズを多めに用意しておきましょう。

飛行機内は気圧が変化するため、赤ちゃんが耳の痛みを訴えることがあります。
授乳やミルクを飲ませたり、おしゃぶりを吸わせたりすることで、耳抜きを促しましょう。
特に離着陸時には、注意が必要です。

飛行機内は乾燥しやすいので、こまめに水分補給をしましょう。
保湿クリームを塗ったり、加湿マスクを着用したりして、乾燥対策を万全に。

飛行機内では、赤ちゃんが退屈しないように、お気に入りのおもちゃや絵本を用意しておきましょう。
赤ちゃん向けの映画やアニメを鑑賞したり、簡単なゲームをしたりして、気分を紛らわせるのも良いでしょう。

必須!子連れ旅行の持ち物リスト

温泉

赤ちゃんとの家族旅行は、荷物が多くなりがちです。
必要なものをリストアップし、準備漏れがないようにしましょう。

オムツ、おしりふき、着替え(多めに!吐き戻しや汚れることを想定して)
ミルク、哺乳瓶、離乳食(旅行先で手に入らない可能性があるので多めに)
お気に入りのおもちゃ、絵本(退屈しのぎに)
タオル、ガーゼ(何かと便利)
保険証、母子手帳(万が一の時や予防接種の記録に)
常備薬(かかりつけ医に相談して処方されたもの)
体温計、爪切り
抱っこ紐、ベビーカー(移動手段に合わせて)
ウェットティッシュ、除菌ジェル
ビニール袋(使用済みオムツやゴミ入れに)
授乳ケープ(必要な場合)
日焼け止め、帽子、虫よけスプレー(屋外活動がある場合)

旅行先で手に入らないものは、多めに持っていくと安心です。

まとめ:赤ちゃんとの家族旅行を楽しもう!

動物園

事前の準備をしっかり行い、赤ちゃんのペースに合わせた無理のない計画を立てれば、赤ちゃんとの家族旅行はかけがえのない楽しい思い出になります。
赤ちゃんの成長を間近で見ることができたり、家族の絆を深めることができたりと、得られるものは計り知れません。

旅行中は、スケジュールを詰め込みすぎず、こまめに休憩を挟みながら、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。
困ったことがあれば、遠慮なく周囲の人に助けを求めたり、宿泊施設のスタッフに相談したりしてくださいね。

赤ちゃんとの家族旅行は、ちょっぴり大変なこともありますが、それ以上に楽しく、一生の思い出に残る経験となるはずです。
さあ、あなたも「こどもTOトマル」で最適な宿泊先を見つけて、素敵な家族旅行に出かけましょう!

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